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蒲郡でくらす

GAMAファミ紹介(11) 大宮 冬洋さん(港町)

 

蒲郡生活を楽しみながら、東京での仕事も継続。

 

 

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◆縁もゆかりもない蒲郡に住むことになったのは?

 フリーライターの大宮さんは以前は東京にお住まいでしたが、結婚を機に2012年から蒲郡で生活しています。大学の同級生だった奥様は西尾市吉良町出身で、大学卒業後は家業に従事。結婚後も吉良に毎日通える場所に住む必要がありました。このため吉良にも東京にも行きやすい候補地を探したとのこと。

 当初大宮さんは東京と愛知の中間である静岡県内に住むのを望み、奥様のほうは西三河エリアにこだわっていました。実際にいろいろな場所を見てまわり、なぜかお二人ともにいちばんしっくりきたのが蒲郡だったのです。

 

◆東京までほんの2時間、とっても速くて便利

 蒲郡は海があって開放感が感じられるし、町並みもゆったりとしていて、奥様の言葉によると抜け間」があっていい感じ。しかも交通至便!名鉄電車で吉良に通いやすい上、JRの快速で豊橋へも10分少々。新幹線もすぐ利用できるから、東京との行き来がラク。2時間ぐらいで行けるんです。幸い蒲郡駅のそばで住まいも見つかり、思っていた以上に便利で快適な暮らしがスタートしました。

 とはいえ結婚して最初の1年は、大宮さんの生活はまだ東京が中心でした。蒲郡で暮らすのは1カ月のうち1/3程度で、「東京に返る」という感覚だったとか。でもその比率は徐々に変わっていきました。仕事自体は現在も東京の出版関係がメインですが、今では生活の基盤は蒲郡のほうに。東京が1/3ぐらい。それでも支障なく仕事ができる体制は整っています。今後は蒲郡をベースに、東京以外の地にも足を伸ばしたいそうです。また奥様も、実家とほどよい距離にある蒲郡生活に大満足とのこと。

 

◆蒲郡ってあったかい、おいしい、オモシロイ

 蒲郡の印象は、晴れの日が多くて温暖であること。東京と比べてかなりあったかいけど、風が強く、たまに海の香りがキツい。「そういうとき地元の人は『海が煮えとる』って言います」と笑う大宮さん。「魚がおいしい!これ、すごくうれしいですね。僕は食いしんぼうだから」・・・ハイ、たしかに蒲郡は新鮮な海の幸がいっぱいです。

 蒲郡は交通至便で快適に暮らせるまちでありながら、個性的な地元スーパーや個人商店が健在だったり、昭和のニオイがする懐かしい一角がまだ駅前に残っていたりして、とっても面白いと大宮さんは言います。独特の地方色と人間味あふれる雰囲気を実感できるのは、別の地から来た人だからこそ!

 

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◆豊かな土地と大らかな蒲郡ピープル

 「ここは本当に豊かなところですね。土地が肥えているし魚介も獲れる。そのせいでしょうか、人も大らか。モノをくれる太っ腹な方が多いんですよ」と大宮さん。おいしいモノをいろいろな人からよくいただくそうです。

 なんと、蒲郡市長もその一人。ある経済団体の会合でお会いしたのをきっかけに後日直接ご連絡をいただき、その折には市長自ら漬けたたくあんをちょうだいしたとのこと。おいしかったそうです!

 自分がこの地に馴染めるかどうかは、よそから移り住む人にとって最も心配なことの一つ。ことに三河は保守的な地域のイメージが強く、多くの人から「大丈夫?」と尋ねられますが、大宮さんはすんなりとけ込めています。「僕があまりにも宇宙人みたいな存在で、珍しがられているのかな。何しろこの地域じゃ考えられない『クルマの運転ダメな人』だし、そもそもフリーライターって何者?・・・だし(笑)。会う人みんなと仲良くなれていますよ」

 蒲郡の人は地元愛は強いけれど押し出しは強くなくてやさしく、移住者をど~んと受け入れてくれる大らかさがあるようです。

 

◆お気に入りの蒲郡偏愛スポット

 蒲郡生活も4年。好きな場所もいろいろできました。大宮さんのお気に入りスポットは、少々マニアックですけど・・・。自ら「蒲郡偏愛地図」なるものも作成し、シリーズ展開までしています。

 この地図には、大宮さんがライター活動の拠点の一つにしているカフェ(喫茶スロース)や、かなり偏愛しているスーパーや居酒屋が載っています。これは大宮さんの日々の散歩道でもあります。クルマを運転しない大宮さんは、てくてく歩いて蒲郡を満喫しているのです。ちなみに大宮さんは今「助手席の達人」を目指しています。日ごろ運転してくれる奥様や友人の役に立ちたいからです。

 蒲郡に来た当初は、空き地があり広々としすぎて何となく淋しい感じが否めなかったのですが、ある人に「余白があると思いましょう」と言われて目からウロコ!そうだ、余白が大切なんだ、心のゆとりはそこから生まれるんだと痛感しました。

 蒲郡暮らしをはじめてから、ザリガニを捕って遊んだ子どものころを思い出し、最近では釣りや潮干狩りも楽しむようになったという大宮さん。豊かな暮らしですね。

 好きなまちの好きなお店や人々を紹介したり、楽しくおしゃべりをする場を設けたりすることで、自分なりにまちがより元気になれるよう応援したいと、大宮さんは考えています。

 

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